曹洞宗 水澤山 宝泉寺

宝泉寺の歴史

■ 歴史 ■

開創:
1580年(天正8年)
開山:
群馬県双林寺13世 大通関鉄大和尚
開基:
上杉景勝公代官 藤木長佐エ門・村上義清公重臣 酒井清寛
本尊:
釈迦牟尼仏
宗派:
曹洞宗
住職:
宝泉寺二十三世 島田彰雄

■ 沿革 ■ ~425年の歴史~

宝泉寺水澤山と號す、天正14年8月(1587)、上杉喜平治景勝の目代、山谷の舘主、藤木長左衛門勝久の開基にして、 上州白鄕井村雙林寺、13世大道関鉄大和尚の開山なり、本尊釈迦牟尼佛に、文珠、普賢の二菩薩とす、 境内1千5百坪、寺産豊かなり、上杉家除地寄付の起請文に依り、徳川幕府の当時、当寺境内山林田畑屋敷は、 検地毎に其式通り下賜せり、中世名家酒井氏の檀越となりて以来、同家旧君家の位牌を安置す、

酒井家 入越初代丙蔵之介清寛法諡 涼林院月浦浄心居士

同家先世の主村上左衛門尉兼周防守義清の法諡 満泉院殿大器良通公大禪定門

同家近世の主白河右少将越中守源朝臣定信の法諡 守國院殿羽林次将隆蓮社天誉保徳樂翁大居士

藤木長佐衛門尉勝久の法諡 富寺開基水澤院殿徳峯眞樹大居士

此の如き由緒ある梵殺にして、堂宇の結構美麗、金光燦然として、目を奪う。

(中魚沼郡風土志)

さらに言い伝えでは、宝泉寺は応永年間(1394)には伊沢村(現松代村字孟地 若月信次さんの家の横)にあった。 不幸にして焼けて小泉地内へ移転されたのであった。 

(松代海老の古老の話)

今迄に2回火災にあい天明5年(1785)祝祭の火で焼失、寛政8年(1796)再建したのが、現在の建物である。

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